
イチジクの葉を乾燥させた『無花果葉(ムカカヨウ)』の香りを楽しむ*作り方と効能
実家の庭にイチジクの木があります。
毎年夏に父が剪定をしているので、剪定で切り落とした葉っぱを捨てずに残しておいてもらっています。
イチジクの葉を乾燥させたものは「無花果葉(ムカカヨウ)」と言って、生薬としても用いられているようです。
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ドライイチジクの葉「無花果葉(ムカカヨウ)」の作り方
イチジクの葉を夏に摘んで、風通しの良い日陰で干すだけ。
しっかりと香りを楽しむには夏に摘むのが良いそうです。
煎じて飲むことを目的とする場合は、きれいに葉を洗ってから干します。
無花果葉(ムカカヨウ)の香りを楽しむ
ムカカヨウは、ほんのり甘く、花のような、果実のような、ふんわりとしたとてもいい香りがします。
そういえば香水の「フィッグ」って、イチジクの香りでしたよね。香水にもなるくらいなのだから、やはり魅力的な香りのようですね。
ムカカヨウの香りには安眠効果があると聞いたことがあります。
ふんわりとした甘い香りが心を落ち着かせ、リラックスさせてくれます。
普段は階段の上り口に大き目の瓶に入れて置いています。
リビング階段なので、よくこの辺りをうろうろとするので、通るたびにふんわりとほのかな甘い香りを感じます。
寝るときにこのまま瓶ごと寝室に持って行くこともあります。
寝室が優しい香りに包まれて自然と深呼吸したくなります。
瓶に入りきらなかった分は、脱衣所の棚の上に。
写真の右側がすぐバスルームなので、いつもバスルームから出たときに、フワッと香ります。
人工的なものではなく自然の香りで、心身が癒される感じがします。
日常の何気ない瞬間に、香りが癒してくれるっていいですね。
香りの癒し効果のほかに、生薬として用いると次のような効能が期待できます。
生薬「無花果葉(ムカカヨウ)」の効能
イチジクの葉には、プソラレン、ベルガプテン、β-シトステロール、β-アミリン、ルペオールなどの成分があり、
ムカカヨウを煎じてお茶にすると、高血圧、動脈硬化、肝障害、糖尿病、冷え性、神経痛などの予防や改善などの効果があるそうです。
ぜひ試したいところですが、煎じて飲むには干す前に葉っぱをきれいに洗っておく必要があります。
我が家のムカカヨウは無造作に干したものをもらっているので、残念ながら食用にはできません。。
でも、お風呂の中に入れるという方法も。
痔、冷え性、神経痛などに効果があるようで、特に痔の妙薬として有名のようです。
香りが薄くなってきたら、ぜひお風呂にいれてみようと思います。
そして来年は、剪定に時間を合わせて手伝いに行って、一部は食用に、きれいに洗ってから干そうと思います^^
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